このページでは力学分野の記事をまとめています。
高校物理から大学物理へ
位置と速度と加速度と
大学物理を学ぶ前に、力学の基礎となる位置・速度・加速度について改めて整理します。
位置・速度・加速度についての詳しい解説はこちらで解説しています。
高校物理から変わらないこと、変わることに注目し、頭の中を整理しておきましょう。
力学とは?
最初に、力学という学問について整理します。
そもそも力学とはどんな学問なのでしょうか?
以下の記事にて、力学の立ち位置とその哲学について解説しています。
また、こちらの記事にて力学から派生する諸分野のつながりと応用例について解説しています。
力学の学問的基礎について
次に、力学の学問的な基礎について深掘りしていきます。
最初に、ベクトルの性質について確認しておきます。
ベクトルの分解や合成についての詳しい解説はこちらで行っています。
力学のもう一つの学問的柱は座標系です。
こちらの記事にて、デカルト座標系と極座標系の相互の座標変換について解説しています。
・次元解析と国際単位系・測定と有効数字
・物理量とギリシャ文字の慣例的対応
・運動の三法則:慣性の法則・運動方程式・作用反作用の法則
力学で使われる数学
時間微分とベクトルの表記法
大学で学ぶ物理学では本格的に微分とベクトルを用います。
頻繁に時間微分とベクトルを用いるため、独特な表記法で時間微分とベクトルを記述することになります。
こちらの記事にて、時間微分とベクトルの表記法について解説しています。
微分演算子とは?
本格的な力学の解析を始める前に、力学で用いる数学的な道具立てについて整理します。
まずは、微分演算子と呼ばれる記号について解説します。
こちらの記事にて、ナブラとラプラシアンについて解説しています。
ベクトルの微分と積分/内積と外積
次に、ベクトルの微分と積分の計算方法について解説します。
詳しくは、こちらで解説しています。
さらに、ベクトル計算の基本である、内積と外積の計算方法について解説します。
詳しくは、こちらで解説しています。
オイラーの公式とフーリエ級数展開
ベクトルに引き続き、三角関数について解説します。
三角関数はあらゆる場面に登場するため、改めて整理しておきます。
詳しくはこちらで解説しています。
次に、三角関数と指数関数を結びつけるオイラーの公式について解説します。
オイラーの公式は微分方程式を解く上で欠かせない存在なため、理解しておきましょう。
詳しくはこちらで解説しています。
・物理数学への招待 世界を覗くための道具達
・力学入門④ 良く使う近似テクニック
力学:力の法則と保存則
- 保存力・中心力とは?
静力学:力と釣り合いの関係
- 力の釣り合い
- 最小作用の原理
動力学:力と運動方程式
- 運動方程式と微分方程式
天体力学:力と万有引力の法則
- ポテンシャルエネルギーと遠心力の壁
- 質点近似とは?|地球を質点と見なすことは正当か?
連続体の力学
剛体の力学
- 剛体の運動方程式
- 剛体振り子
材料力学|弾性体の力学
- 弾性体の釣り合い方程式:ナビエの方程式
流体力学|流体の力学
- サイフォンの原理
- グレイのパラドックス
他の分野につながる興味深い問題
- 光学と変分法:神は倹約家?
- スパーボールはどうして高く跳ね返る?
- ミリカンの実験
- オルバースのパラドックス
- ゼーリガーのパラドックス
- 圧力勾配と万有引力のアナロジー
- オストログラドツキーの定理
- 三体問題と固有値:三体問題はなぜ解けない?
- 心臓の鼓動はなぜ周期的なのか?